Keep drawing my dream.

夢を描き続けたい。

– 上月さつき

FMV-BIBLO NCVII20

ひょんな切欠でFujistuのFMV-BIBLO NCVII20(PentiumMMX 200MHz/4GB/96MB)という小型ノートパソコンが手に入ったのですが,このパソコン,後ろにドッキングステーションっぽい箱を付けないとUSBが使えないという.先日オークションで外付けFDDを購入し,なんとかOS(WIndows98SE)を入れることに成功,ギリギリ実用レベルのマシンだけに筐体自身にUSBが欲しい.

というわけで改造して,筐体に直接USBを付ける事にしました.参考にさせて頂いたHPは管理人:とみたさんのココの中のページ.型番さえ違えど,中身に関してはほとんど同じな感じだったので.一応こっちでもライン追ったりしながら再確認はしましたが一緒だったんじゃないかなぁ….ともあれ,感謝感謝です.

問答無用で分解.とは言っても今までHDDを換装したりで分解は何度もやってたり.配線とか組み立てるときに判らなくなるとアレだから記録用にパチリ.改めて見てみるとファンレスだなーって.もう一台旅行用のノートPCがあるのですがそれはファン付いてますからね,古いから発熱もそんなになかったんだろう…と勝手にしみじみ.

USBコネクタは,この大きなコネクタからケツの箱へ配線されてるみたいなので,ここの配線から信号線を拝借します.+5VとGNDは別のところから取ればいいからココでは無視.あとケースの大きさを考えてケーブルを長めに確保しておいた方が良いかもしれませんね.配線は綺麗にまとめるとケースへの収まりがGOODです.

手書きのメモ.参考資料として残すなら綺麗にまとめるべきだと思いますが…メドイので省略します(ペコペコ

信号の抽出完了.この時点で2個のUSB,共通の+5Vの配線を終えてますが,後に1個のUSBしか収めることができないと判明し,泣く泣く1個分の配線は水の泡に…シクシク.GNDは最終的に近いところから引っ張ってくる予定なのでまだ配線せず.

+5Vは↑のサイトの中であった部分からそのまま使わせてもらいました.

続いて赤外線送受信モジュールをひっぺがします.これで赤外線通信ができなくなってしまいました…ノートパソコンで赤外線通信って使ったことないんですが,これってどれくらいの速度が出るんでしょうね?最近だと赤外線送受信機能の付いてる携帯電話なんかと通信できるのかしら.うーん,いずれにせよ使わない(予定)なので今回は犠牲になってもらいました.これでUSBを取り付けるスペースが確保されました.

さくさく配線します.GNDも近くから引っ張ってきましょう.このときUSBの信号線が逆にならないように注意しないといけません.もちろん+5VとGNDも逆になると死にますが….最終的なチェックはテスターなどを使って行うとより確実でしょう.あと,ひっぺがした基板のパターンが露出しているので,絶縁シールなどを貼っておかないと大変なことになります.今回は良いテープがなかったのでメンディングテープで代用です.

ガワを(友人から搾取した)ABS板で削りだし,固定して完成です.動作直後に煙が出ないことを祈りつつ電源をON,なんとか無事動作を確認できました.

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入れたのがWindows98SEなのですが,暇だったので起動ロゴをXPに変えました.で,起動ロゴのシークバー(?)の部分をアニメーションさせたかったんですが,調べてみるとこれがまた厄介で…パレット変換という理論で動かしているらしく,一筋縄ではいきませんでした.どうやら256パレット内で,色を循環させる用のパレットを指定し,そのパレットを使用したところだけがアニメーション(色循環)される,という仕組みらしいです.

とりあえずPhotoshopとフリーソフトのPALEDITというソフトを使ってなんとかアニメーションさせることができました.こんな理論でアニメーションさせてたんですね…ひとつ勉強になりました.権利問題からアップして良いのか迷いますが,置いておきます.あ,画像は編集しちゃうとアニメーションがおかしくなる可能性大なので,そのままLogo.sysに置換するのが良いです.Logo.sysはWindowsフォルダじゃなくてドライブ直下(ex.C:\)に置いてね.

<Windows98の起動画面をXPっぽくする>
起動画面データ
ムービー

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はぁ,なにやってんだろ.

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リンクにMMU2000さんを勝手に追加ですヨ